第1部では、私自身が危うくAI副業詐欺に引っかかりそうになった体験をお話ししました。広告やLINEの文言は一見するともっともらしく、実際に心を動かされる人も少なくありません。私もその一人でした。
しかし、こうしたAI副業商材は形を変えて次々と現れてきます。つまり、今回を回避できたとしても「知識がないまま」では、また別の形で騙される可能性があるのです。
そこで第2部では、AI副業詐欺の典型的な種類とその手口を徹底的に解説します。
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高額なノウハウ商材を売りつける型
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AIツールや自動収益化システムを謳う型
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投資AIや自動売買を装う型
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無料オファーから高額サロンへ誘導する型
さらに「なぜ人はこれに引っかかってしまうのか?」という心理的なトリックについても掘り下げていきます。焦り、不安、限定オファー…私たちが冷静さを失ってしまう仕組みを知ることで、被害を未然に防ぐ力が身につくはずです。
本ブログで分かること
この記事では、AI副業詐欺を見抜くために欠かせない 情報商材の典型パターンと心理トリック を整理して紹介します。
具体的には――
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AI副業商材の代表的な種類(高額ノウハウ、AI自動収益化ツール、投資AIなど)
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怪しいスキームの特徴(無料LINE登録、限定オファー、証拠画像で信用を演出)
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「自分は大丈夫」と思う人がなぜ引っかかるのかという心理的な落とし穴
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怪しい広告やLINE文面を見分けるためのチェックリスト
を解説していきます。
第1部の体験談で「怖さ」を実感した方も、第2部を読むことで「なぜ怪しいのか」を冷静に判断できる知識が身につきます。
AI情報商材の典型パターン
AI副業詐欺の広告やLINE登録の流れは、一見するとバラバラに見えますが、実は中身を整理してみると驚くほど共通点があります。ここでは代表的なパターンを紹介します。

1. 高額ノウハウ商材型
もっとも古典的な手口がこれです。
「AIを活用した最新副業ノウハウを伝授します!」と謳い、数十万円する教材や講座を販売してきます。最初は「無料セミナー」や「980円の体験講座」から始まり、徐々に高額コースへ誘導されるケースが多いです。
実際の内容はネット検索で調べれば出てくるような基本情報だったり、AIの無料ツールを紹介しているだけだったりすることがほとんど。高額を払う価値はまずありません。
2. 自動収益化ツール型
「AIが自動で副業をしてくれる」という夢のようなシステムを売るタイプです。
「スマホにインストールするだけで収入が発生!」「寝ている間に1日3万円!」といったキャッチコピーをよく見かけます。
でも実態はただの不完全なスクリプトや、そもそもツールが存在しない場合も。さらに「月額課金制」でズルズルお金を払わされるパターンもあるので要注意です。
3. 投資AI・自動売買型
近年増えているのが「AIがあなたの代わりに投資してくれる」というタイプ。FXや仮想通貨、自動売買アプリを装って販売されるケースが多いです。
「AIが過去データを学習して勝率90%以上!」と謳いますが、そんな精度の高い投資アルゴリズムが個人向けに安く売られているわけがありません。最悪の場合は「入金したお金を持ち逃げされる」という直接的な詐欺もあります。
4. アフィリエイト・マルチ型
「AI副業仲間を紹介すると収益が増える」といった形で、人を勧誘させる仕組みを取り入れているパターンもあります。実質的にはマルチ商法に近く、上層部だけが儲かる構造です。
「友達を誘うとボーナスがもらえる」という甘い言葉に釣られやすいですが、実態は人間関係を壊すだけで収益はほとんど出ません。
5. 無料プレゼント→有料サロン型
最近特に多いのが「無料のAI副業マニュアル」を配布し、そこから高額なサロンやコミュニティに誘導する手法です。
最初はLINEに登録するだけで「無料レポート」や「限定動画」がもらえるので安心感があります。しかしその後、「もっと詳しく知りたい方はこちら」と有料サービスへつながるのがお決まりの流れ。月額数万円のオンラインサロンに入会させられるケースも多いです。
こうしたAI情報商材のパターンを知っておくだけでも、「あ、この流れは怪しいな」と早めに気づくことができます。私が体験したLINE登録の流れも、この典型例にしっかり当てはまっていました。
次の章では、こうした商材がどのように信用を装い、私たちを焦らせて判断力を奪うのか、具体的なスキームの特徴を解説していきます。
スキームの特徴
AI副業商材は、広告やLINEでのやり取りを見るとそれぞれ違う商品に見えますが、実は流れを整理するとほとんど同じパターンで進んでいきます。いわば「テンプレート化されたシナリオ」で、人の心理を狙っているんです。ここでは代表的なスキームの特徴を紹介します。

1. 無料LINE登録で安心感を与える
最初の入口は「無料」です。
「今ならAI副業マニュアルをプレゼント」「LINE登録で特典動画を配布中!」などと書かれていて、「無料なら損はない」という気持ちを利用して登録させます。
ここでのポイントは「登録自体にリスクはない」と思わせること。私もまさにここで油断しました。
2. 限定オファーで焦らせる
登録直後から頻繁に送られてくるのは「今だけ」「先着限定」「特別価格」といった言葉です。
人間は「限定」「先着」に弱いもの。冷静なら疑うのに、「今申し込まないと損をする」という心理を突かれて判断力を失いやすくなります。これこそが最大のトリックなんです。
3. 成功事例や証拠画像で信用を演出
LINEや広告には「この人は1日3万円稼ぎました!」といった体験談や、銀行口座のスクリーンショット、入金履歴の画像が添付されていることが多いです。
ですが、これらは簡単に加工できるものばかり。あるいは別の案件で稼いだ実績を流用しているケースも珍しくありません。表面的な「証拠」に信じすぎてはいけないのです。
4. 段階的に有料商品へ誘導
最初は「無料」だったはずなのに、すぐに「体験版 980円」「今だけ30,000円」といった有料講座やツールの案内が来ます。さらに「成功するには上位プランが必要」として、最終的には数十万円の商材を提示されるのがお決まりの流れです。
ここまで来ると、多くの人は「せっかくここまでやったのだから」と sunk cost(埋没費用)の心理に引っ張られてしまうのです。
5. 契約を急がせて冷静に考える時間を奪う
最終段階では「今日中に決断した人だけ成功できる」「今すぐ支払った人にだけ特典を渡す」と畳みかけてきます。冷静に比較検討させず、短時間で決断させることで誤魔化しを通す。これは詐欺スキームの常套手段です。
つまり、AI副業商材のスキームは
「無料で安心させる → 限定感で焦らせる → 成功事例で信じさせる → 段階的に有料化 → 契約を急がせる」
という流れで組み立てられています。
私が体験したLINE登録のやり取りも、まさにこのテンプレート通りに進んでいきました。だから「自分は大丈夫」と思っていても、この流れに巻き込まれると冷静さを失ってしまうんです。
次の章では「なぜ人はこんな手口に引っかかってしまうのか?」という心理的な側面を掘り下げていきます。
引っ掛かりやすい人の心理
AI副業商材の広告やLINEの流れは、冷静に見れば「そんなうまい話あるわけない」と気づけるものばかりです。けれど、実際には多くの人が引っかかってしまいます。なぜでしょうか?その答えは、人間の心理にあります。

1. 「AI=魔法の道具」と思ってしまう期待
ここ数年でAIのニュースや事例を毎日のように目にするようになりました。「AIで株価予測」「AIで自動翻訳」「AIでクリエイティブ制作」など、まるで魔法のような成果を生んでいるように見える報道も多いです。
その結果、「AIなら自分でも簡単に稼がせてくれるのでは?」と期待してしまうのです。私自身も「AIなら自分の代わりに働いてくれるのかも」と一瞬信じかけました。
2. 副業初心者の焦りと不安
副業を探しているときの多くは「今の収入に不安がある」「すぐに結果が欲しい」と焦っている状態です。この不安定な心理が、「たった数日で3万円!」という甘い言葉に反応してしまう原因になります。冷静さよりも「すぐに欲しい」という感情が勝ってしまうんですね。
3. 限定オファーに弱い
人間は「今だけ」「先着」「限定」といった言葉に本当に弱い生き物です。心理学でも「希少性の原理」と呼ばれるテクニックがあり、「なくなる前に手に入れたい」という本能的な欲求が働きます。AI副業商材は、この心理を徹底的に突いてきます。
4. 「無料」という言葉への安心感
「無料」と聞くと、「とりあえず試すだけなら損はない」と思ってしまいますよね。私もそうでした。ですが、彼らにとっては「無料登録」は単なる入口にすぎず、その後の有料誘導までの流れはシナリオ化されています。安心して登録した瞬間に、相手の土俵に乗せられてしまうのです。
5. 自分は大丈夫だという過信
意外と多いのが、「自分は詐欺なんかに引っかからない」と思っている人ほど引っかかりやすいということ。根拠のない自信が油断を生み、広告をちゃんと確認せずに登録してしまう…。実際、私も「まさか自分が」という気持ちを持ちながら登録してしまいました。
まとめると、AI副業商材に引っかかってしまう人の心理には共通点があります。
「AIに過度な期待をする」「焦りや不安を抱えている」「限定や無料に弱い」「自分は大丈夫と思っている」
この4つが揃うと、誰でも簡単に落とし穴にハマってしまうんです。
次の章では、実際の広告やLINEの文面を例に挙げながら、怪しいパターンと安全なパターンを比較していきます。
広告やLINE文面の具体例
AI副業商材の怖いところは、広告やLINEの文面が非常に巧妙に作られていることです。冷静に見れば違和感だらけなのですが、疲れているときや「今こそチャンスを掴みたい」と思っているときに目にすると、つい信じてしまいそうになるんですよね。ここでは、怪しい文言のパターンと、逆に安心できる広告との違いを具体例で見ていきましょう。

怪しいパターンの広告例
こうした言葉は、一見すると「すごい!自分でもできるかも」と思わせる力があります。でも、よく考えてみてください。本当にそんなに簡単に稼げる方法があるなら、なぜ不特定多数に広告を出しているのでしょうか?ビジネスとして矛盾しているのです。
怪しいLINE文面の特徴
LINEに登録すると、次のようなメッセージがよく届きます。
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「おめでとうございます!あなたも今日から収益化できます」
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「〇〇さん(架空の人物)が昨日1日で3万円達成しました!」
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「残り3名で受付終了です!今すぐこちらからお申し込みください」
これらのメッセージは、基本的に「お祝い+焦らせる+具体的な数字」を組み合わせています。心理的に「自分もできる」「今申し込まなきゃ損」と思わせる仕掛けなんです。
安全な広告・LINEの例
一方で、健全な副業や学習サービスの広告や案内はこんな感じです。
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「AIを使ったデータ分析入門|オンライン講座」
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「受講料:29,800円(全12回)、返金保証あり」
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「講師のプロフィールと実績を公開」
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「目的に合わせたスキルを習得できます」
安全なサービスは「会社情報や講師情報を明示」し、「価格と内容をはっきり提示」しているのが特徴です。さらに「返金保証」や「特定商取引法に基づく表記」があるかどうかも、信頼性を見分ける重要なポイントになります。
こうして比較してみると、怪しい商材の広告と安全なサービスの広告は雰囲気がまったく違うのがわかりますよね。前者は「夢を見させて焦らせる」ことに全力で、後者は「情報を明確に提示して判断を委ねる」スタンスです。
次の章では、これらを簡単に見分けられるように「チェックリスト」を紹介します。広告やLINEを見たときに、★の数で即判定できる実践的なツールをお届けします。
チェックリストで即判定
ここまで「怪しい広告やLINE文面の特徴」と「安全なサービスとの違い」を紹介しましたが、実際に広告を目にした瞬間に「これは危ない」と即判断できる力があると安心ですよね。そこで今回は、シンプルなチェックリストを用意しました。この項目を確認すれば、かなりの確率で危険なAI副業商材を見抜けるはずです。
怪しいAI副業商材チェックリスト(★が多いほど危険)
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「誰でも」「即日」「完全自動」などの魔法のような言葉が並んでいる → ★
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「今だけ」「先着」「限定」という焦らせるフレーズが強調されている → ★
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会社情報・運営者情報がどこにも明記されていない → ★★
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特定商取引法に基づく表記がない、または曖昧 → ★★
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返金保証やサポート体制が書かれていない → ★
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「無料」と言いながらすぐに有料商品を勧めてくる → ★★
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価格が相場と比べて極端に高い(数十万円単位) → ★★
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「体験談」や「入金画像」が多用されている → ★
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LINE登録が必須になっていて、やたらと登録を促してくる → ★
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他の口コミやレビューを検索すると「詐欺注意」と出てくる → ★★★
合計 ★の数が…
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5以下 → 比較的安全(ただし要確認)
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6〜10 → 怪しい可能性大、慎重に!
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11以上 → ほぼ詐欺確定、関わらないのが正解!
実際の使い方イメージ
広告を見かけたら、このリストを思い出してざっと判定するだけでOKです。特に「会社情報がない」「特商法表記がない」の2点は、詐欺商材の定番サイン。これをチェックするだけでも、かなり危険を回避できます。
さらに一歩進めるなら、「商材名+評判」「商材名+詐欺」でGoogle検索すること。すでに被害者が声を上げているケースが多いため、検索結果がネガティブ情報だらけなら即ストップすべきです。
このチェックリストを使えば、怪しい広告に出会ったときも「直感ではなく根拠」で判断できます。私自身も、このような視点を持つようになってから「また同じような広告だな」とすぐに見抜けるようになりました。
次の章では、第2部のまとめとして「AI副業商材の典型パターンと心理トリック」から学べることを整理していきます。
AI副業商材はパターンを知れば見抜ける
第2部では、AI副業商材の典型パターンやスキーム、そして人が引っかかってしまう心理を整理して紹介しました。改めて振り返ると、怪しい副業広告は一見すると多種多様に見えて、実は「同じ型」に当てはまっていることがよくわかります。
具体的には――
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高額ノウハウ商材型
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自動収益化ツール型
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投資AI・自動売買型
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アフィリエイト/マルチ型
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無料プレゼント→有料サロン型
これらは入り口こそ違いますが、流れはほぼ共通しています。
「無料で安心 → 限定オファーで焦らせる → 成功事例で信用させる → 段階的に有料化 → 即決を迫る」
というテンプレートに沿って、人の感情を操作しているのです。
そして人が引っかかってしまう大きな要因は、AIに対する過度な期待や、副業初心者の不安・焦り、「限定」「無料」という言葉に弱い心理でした。これは誰にでも起こり得ることです。「自分は大丈夫」と思っている人ほど油断してしまうので注意が必要です。
今回紹介したチェックリストを思い出せば、怪しい広告を見た瞬間に「これは危険」と判断できるようになります。つまり、知識さえあれば冷静に立ち止まれるということです。
第3部への導線|被害を防ぐために今日からできること
体験談(第1部)と典型パターンの解説(第2部)を通して、AI副業商材の怖さと仕組みを理解できたと思います。ですが、「怪しいとわかっても、つい登録してしまった」「支払いまで進んでしまった」という人も少なくありません。
そこで第3部では、AI副業詐欺の被害を防ぐために日常でできる習慣、そしてもし引っかかってしまった場合の具体的な対応方法を紹介していきます。消費生活センターやクレジットカード会社への相談方法など、すぐに実践できる行動をまとめますので、「もしもの備え」としてぜひ覚えておいてください。
今回はここで終わりにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
このブログでは「ChatGPT×副業」をテーマに、AIをフル活用したリアルな副業チャレンジを発信しています🎶
むずかしい話はナシで、「ちょっとやってみたいかも」と思えるような内容を目指しています😁
私は現在、ChatGPTを使ってTシャツのデザインを作って販売したり、
LINEスタンプのキャラ制作に挑戦したりしています👍
デザインの知識ゼロでも、AIの画像生成機能を使えばかなりいい感じになりますよ!
ブログの内容やSEO対策も、ぜんぶChatGPTに相談しながら書いています。
アイデアが出ないときも、相棒みたいに助けてくれます🎶
さらに、楽天ルームのレビュー文章もChatGPTと一緒に考えたり、
X(旧Twitter)の投稿や運用方法も提案してもらったりと、あらゆる場面でAIに頼っています。😅
「AIって便利そうだけど、自分にも使えるのかな?」
と思っている人には、ぜひ読んでほしいです。
このブログは、AI初心者でも副業が始められるように、
体験ベースでわかりやすく書いています。
私の成功も失敗もまるごとシェアしていくので、よかったら気軽に読んでいってくださいね。
Xでも日々の活動をゆるっと更新しているので、ぜひのぞいてみてください!
明日のあなたがより豊かになりますように😌
それでは、おやすみなさい😴




































