ChatGPTを使ってアプリ開発に挑戦しようとする方が増えています。
とくにPythonは、ChatGPTと相性が良い言語として人気です。
ですが、実際にコードを書いてもらうと、思わぬ落とし穴にハマることがあります。
私自身も、ChatGPTに出してもらったコードが途中で切れていたり、インデントが崩れて実行できなかったりというトラブルに何度も遭遇しました。
このブログでは、そんなトラブルの原因と、事前に防ぐためのヒントをお伝えします。
本記事でわかること
-
ChatGPTがPythonコードの出力で「途中で切れる」理由
-
Pythonのインデント構文がなぜエラーの原因になりやすいか
-
文字数・トークン数の制限と実際の目安
-
ChatGPTとのやりとりでトラブルを防ぐための考え方
ChatGPTとPythonの相性は抜群。でも落とし穴もある
ChatGPTでコードを書いてもらうとき、Pythonは特に相性の良い言語といわれています。
その理由は以下のような特徴にあります。
✅ Pythonは「自然言語に近いコード」が書ける
Pythonは文法がシンプルで、英語の命令文のように読めるコードが書けます。
たとえば「画像を読み込んで保存する」といった処理も、複雑な記号やカッコを多用せず、直感的に記述できます。
ChatGPTは自然言語を扱うAIなので、この「読みやすい=書きやすい」という特徴と相性がとても良いのです。

✅ だからこそ「ChatGPTでアプリ開発」しやすい言語
私自身も、ChatGPTに「こういうアプリを作りたい」「画像を加工して保存したい」などと伝えるだけで、かなり実用的なコードを出力してもらえました。
GUIライブラリ(PySimpleGUIやtkinterなど)も自然に使いこなしてくれます。
とくに初心者にとっては、コードを書くより「ChatGPTに相談する」ほうがスムーズに進む場面も多いでしょう。
⚠ でも…思わぬ落とし穴がある
そんな中で、私が実際に困ったのが**「コードが途中で切れる」「インデントがずれて実行できない」**といった問題です。
たとえばChatGPTがこう言ってくることがあります。
「以下のコードを追加してください」
「残りのコードは省略します」
「この部分を差し替えてください」
一見親切に思えますが、Pythonは「インデント(空白)」で構造が決まる言語なので、ちょっとしたズレでも致命的なエラーになります。

次回はこの問題の根本、「Pythonのインデント構文」についてわかりやすく解説していきます。
Pythonのコードは「インデント」でできている
Pythonは、多くのプログラミング言語とは違い、中カッコ({ })やセミコロン(;)を使わず、インデント(空白)だけでコードの構造を表現するという大きな特徴があります。
✅ インデント=構造そのもの
たとえば、以下のようなPythonコードがあります。
この print() や process_image() の前の「スペース」や「タブ」が、「この2行は if 文の中にある処理ですよ」ということを表しています。
つまりPythonでは、空白の数=構造の深さを示しているのです。
✅ 他の言語との違い(中カッコがない!)
たとえばJavaScriptやC言語では、以下のように「中カッコ」で構造を示します。
中カッコがあれば、コードが多少ズレていても文法エラーにはなりません。
しかしPythonでは、インデントのズレ=構文エラーとなります。
⚠ インデントが崩れると、Pythonは一発で落ちる
ChatGPTでコードを出力してもらったとき、よくあるのが次のような状況です。
このとき、インデントの階層が元のコードと合っていないと、以下のようなエラーが出ることがあります。
🔍 ChatGPTは賢いけれど、文脈は完全ではない
ChatGPTは非常に優秀ですが、「コードの一部分だけを出力する」ときに、インデントの深さが元のコードとズレることがあります。
とくに途中から追加する形や、「ここだけ差し替えて」といった指示のときに起きやすいです。
つまり、Pythonにおけるインデントは単なる見た目の問題ではなく、「文法そのもの」という意識を持つことが大切です。
次章では、ChatGPTがなぜコードを途中で切ってしまうのか?
その背景にある「トークン制限」についてわかりやすく解説していきます。

ChatGPTはなぜ途中でコードを切ってしまうのか?
ChatGPTを使っていると、ときどきこういった状況に出くわします。
以下のコードの続きは省略します。
この部分を追加してください。
コードが長いため、ここまでの出力となります。
これらは決して「手抜き」ではありません。
ChatGPTには1回の出力に制限があるため、コードが長くなると自動的に途中でカットされる仕組みなのです。
✅ 「トークン」という単位で制限されている
ChatGPTが文章やコードを処理するときは、「トークン」という単位でカウントされています。
トークンとは、単語や記号、スペース、改行などに分解したもののことで、日本語だとおおよそ1文字=1〜2トークン程度と考えてOKです。
たとえば「こんにちは」は約3トークン、「if image_path:」は4トークン程度です

✅ モデルごとに「出力制限」がある
ChatGPTのバージョンによっても、出力できる最大トークン数は異なります。
一例を挙げると:
つまり、コードが長くなると途中で止まってしまうのは仕様上避けられない現象なのです。

✅ 実体験:約3,600文字のコードで出力が止まった
私が実際に作ったPythonアプリのコードは、全体で約3,600文字(行数にして100行以上)でした。
ChatGPTにコードを出力してもらったところ、最後まで届かず途中で切れてしまい、関数定義が途中で止まっていたり、保存処理が抜けていたりしました。

⚠ そして起こるのが「実行時エラー」や「構造の崩れ」
コードの途中が切れていると、次のような問題が起きます。
-
NameError: 'save_image' is not defined(関数が未定義) -
IndentationError(構造が崩れている) -
GUIが起動しない、ボタンが反応しない、など
つまり、ChatGPTでコードを書くときは「コードがちゃんと最後まで出ているか」を常にチェックする必要があるのです。
次章では、「じゃあどうすれば途中で切れず、安全にコードを出力してもらえるのか?」
そのための目安と考え方をお伝えしていきます。
どのくらいで制限に達する?ざっくり目安
ChatGPTでコードを出力してもらう際、「どのくらいの長さなら途中で切れずに済むのか?」という疑問を持つ方も多いはずです。
実際のところ、何文字までなら大丈夫か?には多少のばらつきがありますが、目安は存在します。
✅ Pythonコードはトークンを多く使いやすい
前章で触れた「トークン」は、文字数ではなく、英単語・記号・空白・改行などを含む単位です。
Pythonは改行やインデント(スペースやタブ)を多用するため、見た目の文字数以上にトークンを消費しがちです。
たとえば以下のようなコード:
たった2行でも、トークンとしては「約10トークン程度」を使っています。

✅ 実際の上限目安:約3,000〜3,600文字が安全圏
私の経験上、ChatGPT(GPT-4-turbo)でPythonコードを一気に出力してもらう場合、**約3,000〜3,600文字(およそ100〜120行程度)**が安全な目安です。
これを超えてくると、以下のような症状が出やすくなります。
-
コードが途中で切れる
-
「この部分を追加してください」と分割される
-
関数定義が丸ごと抜けている

✅ 制限は「過去の会話の長さ」にも影響される
トークン制限は「1回の出力」だけでなく、会話全体の履歴にも影響されます。
たとえば、過去にやりとりしたコードや説明が多いと、それだけで使えるトークン数が減ってしまうのです。
そのため、同じコードでも、
-
会話が短いときは出力できた
-
会話が長くなると途中で切れた
という現象も起こります。

✅ 無理をせず「工夫」で乗り切るのが正解
長いコードが出力できないのは、ChatGPTの仕様上ある程度しかたのない部分です。
でも安心してください。次章では、その制限とうまく付き合うための考え方と工夫を紹介していきます。

長いコードをどう扱えばいい?ChatGPTとの上手な付き合い方
ここまで読んで、「ChatGPTは便利だけど、長いコードを一気に出すのは難しいのか」と思われた方も多いかもしれません。
でも実際には、少しの工夫でかなり快適に使えるようになります。
✅ 「途中で切れる」はエラーではなく“仕様”
まず大前提として、ChatGPTがコードの出力を途中でやめてしまうのは、故障でもミスでもなく、“設計上の制限”です。
つまり、「どうお願いすれば、ChatGPTの得意な形で出してもらえるか?」を考えることがカギになります。
✅ 「全体を出力して」とお願いするのが一番安全
たとえば、以下のようなプロンプトが効果的です:
このようにお願いすることで、「部分的な追記」ではなく全体を再構成してもらうよう誘導できます。
これが、インデント崩れや定義抜けを防ぐ一番シンプルな方法です。
✅ 長くなるときは「構造を分ける」ことを意識する
コードが大きくなりそうな場合は、ファイル構成を分ける、処理単位で出力してもらうなど、ChatGPTの出力量を調整する工夫も有効です。
-
main.py(実行部分) -
utils.py(関数だけ) -
config.py(定数や設定)
このように1ファイルごとに区切って出力してもらえば、途中で切れるリスクがぐっと減ります。
✅ 最後に:ChatGPTは文法を知らなくても開発できる強力な相棒
私自身、Pythonの細かい文法や構文に自信があるわけではありません。
でも、「こういうアプリを作りたい」と伝えて、コードを出してもらいながら実行→修正を繰り返すことで、アプリを完成させることができました。
失敗も含めて、ChatGPTとのやりとり自体が「開発体験」になる。
だからこそ、今回のような「出力制限」や「インデント問題」とうまく付き合う知識が、すごく大切だと感じています。

次回【後編】では、実際に使えるプロンプト集や工夫をたっぷり紹介します。
これからChatGPTを「開発パートナー」として活用したい方に向けて、実践的なテクニックをお届けします!
ChatGPTでPythonコードを書くなら、特性と制限を知ることが第一歩
ChatGPTは、Pythonと非常に相性が良く、初心者でも手軽にコードを書いてもらえる頼もしいツールです。
とくに自然言語ベースでやり取りできるので、「こんなアプリを作りたい」と伝えるだけでプロトタイプがすぐに手に入る魅力があります。
ですが、以下のような注意点があることも忘れてはいけません。

💡 本記事のポイント
-
Pythonはインデントで構造を決める言語。空白のズレはエラーに直結する
-
ChatGPTは1回の出力量に制限がある。コードが長いと途中で切れることもある
-
出力制限や構文ミスは、プロンプトの工夫でかなり防げる
これらのポイントを理解しておけば、ChatGPTと一緒にPythonアプリを作る作業は、もっと快適で実用的なものになります。
▶ 次回予告:【後編】実践編!ChatGPTに安全にコードを出力してもらうためのプロンプトと工夫
後編では、今回の学びを活かして、
-
コードが途中で切れないように出力してもらうプロンプト集
-
インデント崩れを防ぐ具体的なお願いの仕方
-
複数ファイルに分けてもらう構造化のコツ
-
実際にうまくいった再出力プロンプトの紹介
など、すぐに使えるテクニックをたっぷり紹介していきます。
Python初学者はもちろん、ChatGPTでの開発に少し慣れてきた人にも役立つ内容です。
ぜひ後編もあわせてご覧ください!
今回はここで終わりにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
このブログでは「ChatGPT×副業」をテーマに、AIをフル活用したリアルな副業チャレンジを発信しています🎶
むずかしい話はナシで、「ちょっとやってみたいかも」と思えるような内容を目指しています😁
私は現在、ChatGPTを使ってTシャツのデザインを作って販売したり、
LINEスタンプのキャラ制作に挑戦したりしています👍
デザインの知識ゼロでも、AIの画像生成機能を使えばかなりいい感じになりますよ!
ブログの内容やSEO対策も、ぜんぶChatGPTに相談しながら書いています。
アイデアが出ないときも、相棒みたいに助けてくれます🎶
さらに、楽天ルームのレビュー文章もChatGPTと一緒に考えたり、
X(旧Twitter)の投稿や運用方法も提案してもらったりと、あらゆる場面でAIに頼っています。😅
「AIって便利そうだけど、自分にも使えるのかな?」
と思っている人には、ぜひ読んでほしいです。
このブログは、AI初心者でも副業が始められるように、
体験ベースでわかりやすく書いています。
私の成功も失敗もまるごとシェアしていくので、よかったら気軽に読んでいってくださいね。
Xでも日々の活動をゆるっと更新しているので、ぜひのぞいてみてください!
明日のあなたがより豊かになりますように😌
それでは、おやすみなさい😴
<
