SUZURIで猫グッズ(Tシャツ・トートバッグ・雑貨など)を販売している私にとって、SNSは欠かせない販促チャネルのひとつです。
とくにX(旧Twitter)では、猫好きの方と自然に繋がりながら、やわらかい世界観の投稿でブランドを広めていけたら…という思いで毎日投稿を続けていました。
投稿の工夫も惜しまず、
・1日3回の定時投稿
・猫のイラストやAI画像によるビジュアル訴求
・朝昼夜でトーンの違う文体を使い分け
・ストーリー性を持たせた販促ポスト(ツリー型)まで導入
ここまでやっていれば、反応は自然と伸びるはず――。
そう思っていました。
でも現実は、インプレッション数の鈍化、エンゲージメントの低迷、フォロワー増加も週に1人未満という停滞状態。
どこが悪いのか分からず、ふとChatGPTに投げた質問に、
返ってきた一言がこちらでした。
「タグ、多すぎませんか?」
…え?タグ?
見直すべきは、文章でも画像でもなく“ハッシュタグ”だった――?
そこから、私のタグ戦略の全見直しが始まりました。
本ブログで分かること
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「タグの数」「選び方」「意味不明タグ」の落とし穴とは?
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私が実際に陥っていた“タグの罠”と、そこからの改善プロセス
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ChatGPTとのやりとりを通じて見えてきた、本当に届くタグ設計とは?
そもそもなぜタグをつけてたのか?
SUZURIの商品名検索対策のつもりだった
私がハッシュタグを本格的に使い始めたのは、SUZURIで商品を販売し始めた頃でした。
当時の私の中には「#猫Tシャツ」「#SUZURIで販売中」などのタグをつけておけば、検索されやすくなって売れるチャンスが広がるという感覚がありました。
Xで検索してもらったときに「#猫Tシャツ」で自分の商品が出てきたら嬉しい――。
そんな思いから、販促系のタグを毎回のように貼りつけていたのです。
今思えば、そこに“文脈”や“投稿内容との整合性”はほとんど考慮されていませんでした。
投稿の目的が「日常の癒し」でも「あるある系ネタ」でも、同じ販促タグを貼る癖がついていたのです。
「猫好きさんとつながりたい」は全投稿につけてた
当時の私にとって、タグは「つけたほうが得」という感覚的な習慣でした。
特に「#猫好きさんとつながりたい」は、Xで猫アカウントが必ず使ってる定番タグに思えたので、何も考えずにすべての投稿に付けていました。
猫イラストの日常投稿、感情に寄り添った朝のひとこと、Tシャツの販促投稿、どんな内容でも
「とりあえずつけておこう」と思っていました。
しかし、後にChatGPTに「“つながりたい”という文脈が投稿と一致していない場合、むしろ違和感になりますよ」と指摘され、ハッとしたのです。
投稿文が「暑くてやる気出ない猫」なのに、「つながりたい」って…誰と?何のために?
この言葉で、自分がタグの意味や意図を深く考えずに使っていたことに気づきました。

バズった投稿のタグを真似して乱用していた
もうひとつ、タグの使い方が雑になった理由があります。
それは、バズっている猫アカウントのタグを片っ端から真似していたことです。
「#猫かわいいね」「#猫のいる幸せ」「#癒される」「#猫好きと繋がりたい」「#ねこねこ部」……
一度でもバズっていた投稿に使われていれば、「きっと効果があるタグなんだ!」と信じていました。
でもこれ、よく考えれば“投稿内容に合っているからバズった”のであって、タグだけ真似しても意味がないんですよね。
しかも、真似したタグが10個以上になり、どれも微妙に意味が被っている。
例:
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#猫あるある
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#猫のおもしろ行動
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#うちの猫のクセ
これらを全部使えば、「拡散される可能性も3倍!」と本気で思っていた時期もあります。
今振り返ると恥ずかしいですが、当時は“数を打てば当たる”方式のタグ運用をしていたんです。

GPTに突っ込まれた「タグ、スパムっぽく見えますよ」
タグ10個貼った投稿を例に、GPTが示してきた懸念点
「この投稿、どう思いますか?」
そんな軽い気持ちでChatGPTに見せた、ある日の販促ポスト。
画像もかわいい、文章もストーリー仕立て、リンクもしっかり入ってる。
それなりに自信のある1本でした。
ところがGPTの反応は、思ってもみないものでした。
「全体的に丁寧に構成されていますが、ハッシュタグの数がやや多く、視認性や印象に影響している可能性があります」

「タグ…ですか?」
思わず聞き返した私に、GPTはこう続けました。
「10個以上のタグがあると、投稿そのものよりタグが目立ってしまうことがあります。
読者が“なにを伝えたい投稿なのか”を見失いやすくなるんです」
確かに、その投稿には以下のようなタグがずらっと並んでいました。

#猫あるある #猫のいる暮らし #猫かわいいね #癒し #元気出して #猫Tシャツ #SUZURIで販売中 #今日の猫 #オリジナルTシャツ #猫好きさんとつながりたい
猫要素も販促要素も、感情タグまで全部盛り。
自分では「多方面に届く投稿だ」と思っていたのですが、
GPTに言わせるとそれは“拡散効果が分散したスパムっぽい投稿”だったようです。
見栄え・読みにくさ・ブランドの印象への悪影響
まず指摘されたのが「見栄え」。
本文が短文中心であっても、タグが10行近く並ぶと、それだけで読みにくく感じる。
特にスマホでの閲覧を想定すると、本文よりもハッシュタグが画面を占めるようになります。
「なにかを伝えたい」という意図より、「タグで埋め尽くしたい」印象が強くなる。
次に言われたのが「ブランドの印象」への影響です。
「この投稿を初めて見る人が“このブランド、ちょっとガチャガチャしてるな”と思ったら損ですよね」
言われてみれば、せっかくビジュアルは柔らかく、言葉づかいも丁寧にしていたのに、
タグの見せ方で“読み手の第一印象”が崩れていた可能性があります。
そして最大の問題がこれでした。

「それ、本当に届いてる?」という問い
タグを多くつけるほど、多くの人に届く。
私はそう信じていました。
でも、GPTははっきり言いました。
「むしろ“誰にも届かない”可能性が高まるかもしれません」
10個のタグが、それぞれ違う層に向けたものだった場合、
どの読者にも刺さらない。
どのタイムラインでも埋もれる。
それどころか、「なんとなくうるさい」「宣伝臭が強い」と敬遠されることすらある。
タグというのは、「投稿を見てほしい人」に絞って届けるべきもので、
それが共感型の投稿なら共感タグだけ、
販促型なら販促タグ+ブランドタグ中心にすべきだったのです。

この章では、「数の多さ=拡散力」と思っていた私の誤解が、GPTによって一刀両断された記録をご紹介しました。
「多すぎるタグ」ってどこから?
最適な数は3〜5個
GPTとの会話でまず驚いたのは、「ハッシュタグは3〜5個程度がベストです」というシンプルなアドバイスでした。
えっ、そんなに少なくていいの?
今まで私は、“できるだけ多くのタグを付けるほど露出が増える”と思い込んでいました。
10個以上つけるのが当然、と思っていたんです。
でもGPTの説明は明快でした。
「タグは“選び抜かれた言葉”として意味があるからこそ機能します。
数が多くなると、読者にもアルゴリズムにも“投稿の主旨”が伝わりにくくなります」
つまり、タグは数ではなく選定の質がすべて。
それが3〜5個なら、視認性もよく、目的に合った読者層に届きやすくなる。
この考え方は、まさに目からウロコでした。

共感系と販促系を混ぜるのはNG?
そして、もうひとつ指摘されたのがタグの“種類の混在”による印象の乱れです。
たとえば、こんな組み合わせ:




