Xの運用を続けていると、「どんな投稿が当たったのか」「時間帯が悪かったのか」「内容そのものが響かなかったのか」と気になる場面が必ず出てきます。
数字を記録する大切さは理解していても、1か月に100件以上の投稿を手作業で管理するのは現実的ではありません。
そこで役立つのが、Xアナリティクスから無料でダウンロードできるCSVデータです。投稿本文や各種の数値が一覧化されており、これをChatGPTに読み込ませれば「投稿内容」と「時間帯」の両面からパターンを掘り下げることができます。
本記事では、実際にCSVを活用して分析するときの視点や手順をまとめました。数値だけでなく、投稿の分類や反応の型に注目することで、再現可能な「成功パターン」を見つけ出すことが可能になります。
本ブログで分かること
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CSVから取得できる主要なデータと分析に使える指標
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投稿内容を分類する際の基本的な切り口(共感系・日常系・販促系など)
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時間帯や曜日ごとに反応傾向を可視化する方法
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「拡散型/保存型/導線型」といった反応パターンの見分け方
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ChatGPTに分析を任せて効率的に改善サイクルを回すワークフロー
CSVで分析できるデータとは?
XアナリティクスからエクスポートできるCSVには、投稿本文と一緒に多くの数値データが含まれています。これらを整理することで「どの投稿が強かったのか」「何が反応を左右したのか」を具体的に確認できます。
投稿ごとの数値(インプレッション・ER・クリック)
CSVの基本は「1投稿ごとの数字」です。
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インプレッション(Impressions):どれだけ表示されたか。投稿の露出度を示す数値。
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エンゲージメント数(Engagements):いいね・リポスト・返信・リンククリックなど、あらゆる反応の合計。
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エンゲージメント率(Engagement rate):インプレッションに対してどのくらい反応があったか。= Engagements ÷ Impressions。
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クリック関連:URLクリック、プロフィールクリック、詳細クリックなど。
この3セットを押さえると、「数は見られたけれど反応が薄い投稿」「少ない表示でも濃い反応があった投稿」がはっきり区別できるようになります。
期間全体の推移(合計・平均)
1か月分をまとめると、全体のスナップショットが得られます。
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合計値:その期間で得られた露出や反応の総量。ブランドの拡散力を測る指標。
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平均値:1投稿あたりの力を示す。投稿タイプごとの比較に便利。
さらに「中央値」を加えると、バズ投稿などの外れ値に引っ張られず、日常的な実力を把握できます。
リンククリックや保存数も含められる
CSVの列には「URL clicks」や「Bookmarks(ブックマーク)」が入っている場合があります。
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URLクリック:商品ページやブログにどれだけ流入したかを測定できる。販促投稿の成否を判断する指標。
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ブックマーク:読者が「後で見返したい」と思ったサイン。ストック型コンテンツ(チェックリストやTips投稿)が強いかどうかがわかる。
これらを加えると、単純な「拡散力」だけでなく、「保存される価値」や「導線としての強さ」まで分析できるようになります。
投稿内容を分類する視点
CSVの数字だけを追いかけても、「なぜ伸びたのか」「なぜ反応が薄かったのか」という理由までは見えてきません。そこで必要になるのが、投稿本文や形式をもとにした「内容分類」です。

共感系/日常系/販促系の切り分け
まずは大きく3つのタイプに分けると整理がしやすくなります。
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共感系:猫あるある、ちょっとした失敗談、癒しのひとことなど。「わかる!」と思わせる要素を含む投稿。
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日常系:おはよう/おつかれさま、季節の話題や日々の出来事など。
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販促系:商品紹介、新作案内、リンク付き投稿など。
この3分類だけでも「共感は朝に強い」「販促は夜に効く」などの傾向が見えてきます。
画像あり/なし/ツリー形式などの違い
投稿の形式も重要な要素です。
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画像あり投稿:視覚的に目を引きやすく、ER(エンゲージメント率)が高まる傾向。
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画像なし(テキストのみ):拡散は弱めだが、短文や鋭い一言で共感を狙う場合に有効。
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ツリー形式:1投稿目で引き込み、2〜3投稿目でストーリーや商品説明を展開。初動は弱くても合計露出やクリック数で伸びやすい。
CTA表現・ハッシュタグ数・絵文字数
さらに細かい要素も分析に役立ちます。
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CTA(行動喚起):「詳しくはショップへ」「フォローしてね」など。柔らかい表現と強めの表現で反応率が変わる。
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ハッシュタグ数:0〜2個が最も見やすいとされ、入れすぎると逆に反応が下がるケースも。
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絵文字数:1〜3個程度なら親しみやすさが増すが、多すぎると読みづらくなる。
時間帯・曜日ごとの分析
どんなに良い内容の投稿でも、出す時間を間違えると埋もれてしまうことがあります。Xは「リアルタイム性」が強いプラットフォームなので、いつ投稿するかが結果を大きく左右します。

朝・昼・夜で変わる反応の出方
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朝(6〜10時):共感系や挨拶系が伸びやすい。
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昼(11〜14時):ユーモアや元気系が相性良い。
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夕方(15〜18時):共感系・日常系のバランスが取りやすい。
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夜(19〜22時):利用者が最も多い。販促ツリーやストーリー性のある投稿が刺さる。
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深夜(23時以降):コア層や保存型投稿に向く。
曜日別の伸びやすさをヒートマップで把握
曜日×時間帯で平均値を集計すると、投稿戦略の「勝ちゾーン」「避けたいゾーン」が見えてきます。
例:
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火曜夜は販促ツリーのCTRが高い
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土曜朝は共感系のERが伸びやすい
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月曜昼は全体的に反応が弱い
初動(24時間)と後伸び(7日間)を区別する
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初動24時間:拡散力や瞬発力を評価
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7日間:検索や保存経由で「後伸び」する投稿を把握
ツリーやTips投稿は7日間でじわじわ伸びるため、即断で切り捨てないことが重要です。
反応の型を見つける
投稿は反応の種類によって大きく3つに分けられます。

拡散型=リポスト・いいね中心
共感・ユーモア・トレンド要素が強い。新規フォロワー獲得に有効。
保存型=ブックマークやリピート参照
チェックリストやTips投稿が多い。ファン層の信頼構築に有効。
導線型=リンククリックやプロフィールアクセス
商品紹介やブログ誘導に強い。直接的な成果につながる。
成功パターンをテンプレ化する

平均を超えた条件の抽出
「夜 × 販促ツリー × 画像あり × ハッシュタグ2個 → CTRが平均の1.8倍」など。
低調な条件を「やめる」リスト化
「昼 × 販促 × テキストのみ × タグ5個以上 → ERが低迷」など。改善策を併記して次回に試す。
次回に再現できる型をストック
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共感朝ポスト:短文+情景+質問
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販促夜ツリー:背景→制作過程→商品リンク+CTA
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保存系Tips投稿:図解+チェックリスト+保存促し
ChatGPTに分析を任せる方法

CSVをそのまま渡して可視化してもらう
CSVをアップロードし、JSTで集計、ヒートマップや平均比較を依頼するだけで可視化可能。
分類ルールを簡単に設定して再現性を高める
「#SUZURIが入っていたら販促系」など簡単なルールを伝えるだけで安定した比較が可能。
月次サイクルで「試す→検証→改善」を回す
1週目に仮説、2〜3週目で実行、4週目にCSV分析→翌月に反映。これを繰り返すことで戦略の精度が上がる。
まとめと次回への導線
CSVを活用すれば、数百件の投稿を前にしても「どの投稿が当たったのか」「伸びなかった原因はどこか」を客観的に整理できます。
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CSVから幅広い指標が取得できる
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投稿内容や形式で分類すると傾向が見やすい
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時間帯・曜日ごとの最適ゾーンが浮かび上がる
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反応の型を理解することで役割が明確になる
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成功パターンをテンプレ化すれば再現できる
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ChatGPTを使えば分析の手間を省き、改善に集中できる
次のステップは、この視点を実際の運用に組み込み、改善後の1か月を同じ方法で再分析することです。数字で裏付けされた戦略を積み重ねることで、X運用は「試行錯誤」から「成果の積み上げ」へと進化します。
今回はここで終わりにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
このブログでは「ChatGPT×副業」をテーマに、AIをフル活用したリアルな副業チャレンジを発信しています🎶
むずかしい話はナシで、「ちょっとやってみたいかも」と思えるような内容を目指しています😁
私は現在、ChatGPTを使ってTシャツのデザインを作って販売したり、
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「AIって便利そうだけど、自分にも使えるのかな?」
と思っている人には、ぜひ読んでほしいです。
このブログは、AI初心者でも副業が始められるように、
体験ベースでわかりやすく書いています。
私の成功も失敗もまるごとシェアしていくので、よかったら気軽に読んでいってくださいね。
Xでも日々の活動をゆるっと更新しているので、ぜひのぞいてみてください!
明日のあなたがより豊かになりますように😌
それでは、おやすみなさい😴
