前回の記事では、光沢紙や印刷物の撮影で悩みがちな「反射」と「質感」の問題を、光の使い方や配置図で解決する方法を紹介しました。
これで「暗い」「テカる」といった初歩的な失敗はかなり減ったはずです。
でも、いざ撮った写真を見返すと――
「なんだか商品が平凡に見える」
「もっと立体的に見せたい」
「一覧画面で他の商品に埋もれてしまう」
こんな悩みが出てきませんか?
そこで次のステップは アングル(角度)の工夫 と 編集アプリでのひと手間 です。
同じ商品でも、撮る角度や仕上げ方を変えるだけで印象は大きく変わります。
例えば、上から俯瞰して撮れば「全体のまとまり」が伝わりやすく、斜め45度から撮れば「立体感」が際立つ。
さらに、撮影後に明るさやコントラストを少し整えるだけで「映えるのに自然」な写真に仕上がるんです。
しかもこれらのテクニックは、特別なカメラや高価なソフトは不要。
スマホと無料アプリがあれば、誰でもすぐに試せます。
この記事では、初心者でも簡単に実践できる「アングルの選び方」と「スマホ編集アプリの活用法」を具体例とともに紹介していきます。
写真にちょっとした工夫を加えるだけで、あなたの出品ページはもっと魅力的に見えて、購入者の心を引き寄せられるはずです。
本ブログで分かること
この記事を読むと、メルカリ出品写真を「基本から一歩進めて、さらに魅力的に見せる」ためのコツが分かります。
具体的には――
-
商品の印象を変えるアングル(俯瞰・斜め・目線)の使い分け
-
無料編集アプリを使った実践的な補正のやり方
-
プロっぽく見せる小技と、仕上げのビフォーアフター比較
「ただ撮る」から「見せ方をデザインする」に変えるだけで、あなたの写真は一覧画面でグッと目を引くようになります。
今日から実践できる内容ばかりなので、ぜひ試してみてください!
アングルを工夫して印象を変える
同じ商品でも、撮る角度によって「伝わる印象」は大きく変わります。
真正面から撮るだけでは平凡になりがちですが、少しアングルを工夫するだけで「立体感」「使用イメージ」「おしゃれ感」を簡単に演出できるんです。
ここではメルカリ出品でよく使える3つのアングルを紹介します。
上からの俯瞰撮影
もっとも分かりやすいのが「真上からの俯瞰撮影」です。
これは小物やセット売り商品をまとめて見せるときに効果的。
例えばアクセサリーやコスメのまとめ売りなら、机の上に並べて上から撮れば「どれだけ入っているか」がひと目で分かります。
また、テーブルフォト風に撮れるので、雑貨や小物は一気におしゃれな印象に。
ポイントは「整列させる」こと。
バラバラに置くと雑多な印象になってしまうので、なるべく規則的に並べるとスッキリ見えます。
背景はシンプルな布や木目調を選ぶと、商品が映えてプロっぽい仕上がりになります。

斜め45度の立体感アングル
次におすすめなのが「斜め45度からの撮影」。
これは立体感を強調したい商品にぴったりです。
バッグや靴など、正面からだと形が伝わりにくいものも、斜め45度から撮るとボリューム感が出て「実物らしさ」が伝わります。
また、フィギュアやインテリア雑貨なども斜めから光を当てると影が自然に出て、立体的に見えやすくなります。
コツは「光の方向」と合わせること。
カメラを斜めに構え、光を横から当てると自然な陰影が生まれ、商品のディテールが際立ちます。

目線の高さでリアル感
最後に紹介するのは「目線の高さで撮る」方法。
これは購入者が実際に商品を手に取ったり、使ったりするときの視点を再現するアングルです。
例えば食器なら、食卓に置いたときの目線で撮ると、実際に使うシーンがイメージしやすくなります。
家具やインテリアなら、部屋に置いたときの高さに合わせて撮ることで「暮らしの中にあるイメージ」を与えられます。
目線の高さで撮ると、ただの商品写真ではなく「生活に溶け込むイメージカット」になりやすいのが大きなメリットです。
このように、アングルを工夫するだけで写真の見え方はガラッと変わります。
-
全体感を伝えるなら「俯瞰」
-
立体感を出すなら「斜め45度」
-
リアル感を出すなら「目線の高さ」
3つのアングルを組み合わせれば、一覧で目を引き、詳細画面でも信頼感を高める写真構成になりますよ。
スマホでできる簡単編集術
撮影が終わったら、そのまま出品してもいいのですが……ちょっと待ってください!
ほんの少し編集を加えるだけで、写真の見栄えはグッと良くなります。
しかも難しい操作は不要。スマホに標準で入っている編集機能や、無料アプリを使えば十分なんです。
ここでは初心者でも簡単にできる編集のコツを紹介します。

明るさ・彩度・コントラストの黄金バランス
まず最初に整えたいのが 明るさ・彩度・コントラスト。
-
明るさ → 全体が見やすくなるように +10〜15%
-
彩度 → 実物より派手にならない程度に +5〜10%
-
コントラスト → 輪郭をくっきり見せるために +5〜10%
この「ほんの少し」がポイントです。
上げすぎると実物と違う印象になり、逆にマイナス評価につながるので要注意。
購入者が安心できる「自然な仕上がり」を意識しましょう。
切り抜き・トリミングで主役を際立たせる
次にやっておきたいのが トリミング。
背景が広すぎたり余計なものが映っていると、主役の商品が埋もれてしまいます。
商品が写真の7〜8割を占めるくらいにトリミングすると、一覧画面でパッと目に入る写真になります。
また、構図が斜めになっている場合は「回転」機能で水平を合わせるだけでも印象がスッキリします。
もしアプリに「切り抜き機能」がある場合は、商品だけを切り抜いて白背景にするのもアリ。
ただし完全に合成感が出ると不自然になるので、違和感がない範囲で使いましょう。

無料アプリ活用例(iPhone・Android)
標準アプリでも十分ですが、もう少しこだわりたいなら無料アプリを活用するのがおすすめです。
-
Snapseed(iOS/Android)
→ Googleが提供する無料アプリ。部分的に明るさを変えたり、不要な小物を消したりできるのが便利。 -
Lightroom Mobile(iOS/Android)
→ Adobe製の本格派アプリ。プロっぽい色味調整が可能。無料版でも十分に使えます。
これらを使い分ければ、自然で魅力的な仕上がりに整えられますよ。

つまり編集のコツは、
-
明るさ・彩度・コントラストを少し整える
-
トリミングで主役を強調する
-
必要に応じて無料アプリを活用する
この3ステップで十分。
「自然に見えて、でもちょっとプロっぽい」写真を目指しましょう!
プロっぽく見せる小技集
「光・背景・構図」に加えて、「アングル」と「編集」も押さえたら、写真の仕上がりはかなり良くなります。
でも、もうひと手間加えると「素人感」が消えて、プロっぽい仕上がりに近づけることができます。
ここでは、ちょっとした工夫でワンランク上の写真に見せる小技を紹介します。
背景をぼかして被写体を際立たせる
プロの写真でよくあるのが「背景がふんわりぼけて、主役だけがくっきり写っている」カット。
これを再現するには、スマホの ポートレートモード を活用しましょう。
被写体にピントを合わせ、背景を軽くぼかすだけで「商品に視線が集中する」写真になります。
特にアクセサリーや小物など、細部を見せたい商品に効果的です。
ただしぼかしすぎると不自然になるので、背景がうっすら柔らかくなる程度がベストです。

グリッド線を使って水平を揃える
意外と多いのが「写真が少し傾いている」ケース。
これだけで「雑に撮った感」が出てしまいます。
そこでおすすめなのが、スマホのカメラ設定で使える グリッド線。
画面に縦横の線を表示させ、その線に合わせて商品を配置すると、水平・垂直がピシッと揃います。
バッグや家具など「形が分かりやすい商品」ほど、このひと工夫で見た目の信頼感が大きく変わります。
余白を意識して文字入れ対応もできる
もうひとつ覚えておくと便利なのが「余白を意識する」撮り方です。
商品を画面いっぱいに入れるだけでなく、上下や左右に少し余白を残して撮るとスッキリ見えます。
この余白を利用すれば、出品時に「SALE中!」や「新品未使用」といったテキストを追加しても窮屈になりません。
特に複数枚の写真のうち1枚目を「タイトル用」として使うと、一覧画面で他の出品と差別化しやすくなります。

光の反射を意図的に入れる
「反射=悪い」と思いがちですが、実は使い方次第で高級感を演出する効果があります。
例えばガラスの器や金属のアクセサリーなどは、あえて柔らかい光の反射を入れるとツヤ感が伝わります。
コツは「強い光ではなく、やわらかい光」を使うこと。
窓際の自然光やレフ板を使えば、いやらしくない反射が入り、商品の素材感を引き立てられます。
このように小技を取り入れるだけで、
-
背景をぼかして「主役感」を強調
-
グリッド線で水平を正確に
-
余白を残して見やすさと応用性を確保
-
光の反射をあえて活かして質感UP
といった工夫ができます。
どれも大掛かりな準備は不要で、スマホとちょっとした意識で実現できるので、ぜひ次の撮影で試してみてください。
実際の編集ビフォーアフター例(イメージ解説)
ここまで「アングルの工夫」「スマホ編集の基本」「プロっぽく見せる小技」を紹介しましたが、
「実際に編集するとどれくらい変わるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
ここでは具体的なシーンを例に、編集前と編集後の違いをイメージしてみましょう。
ビフォー:撮影直後の写真
-
自然光で撮ったけれど、全体的に少し暗め
-
背景に余計な小物が写り込んで、主役が目立たない
-
紙の質感は写っているが、少しのっぺりした印象
このままでも悪くはありませんが、「一覧で目を引く」には少し弱い仕上がりです。
アフター:軽い補正をした写真
-
明るさを+10〜15%上げ、全体が見やすくなった
-
コントラストを少し強めて、輪郭がくっきり
-
彩度を控えめに調整して、商品の色味を実物に近づけた
-
トリミングで余計な部分をカットし、商品が画面の中心に
-
背景がぼかされ、自然に主役が浮き出て見える
たった数分の編集ですが、「暗い・平凡」から「明るくて信頼できる」写真へと印象が大きく変わります。
こうして比べてみると分かる通り、編集は「劇的に変える」必要はありません。
ほんの少し整えるだけで、購入者が「見やすい!」「安心できる!」と感じる写真に仕上がります。
アングルと編集で出品写真はワンランクUP
これまでの基本(光・背景・構図)に加えて、今回紹介した アングル と 編集 を意識するだけで、メルカリ出品写真は大きくレベルアップします。
-
上からの俯瞰で「全体感」
-
斜め45度で「立体感」
-
目線の高さで「リアル感」
この3つのアングルを使い分けると、同じ商品でもまったく違う印象になります。
さらに、撮影後に
-
明るさ・コントラスト・彩度を軽く整える
-
トリミングで主役を際立たせる
-
無料アプリを活用して自然に仕上げる
といったひと手間を加えると、一覧画面での見栄えもアップ。
購入者に「ちゃんとした出品者だな」と思ってもらえる写真に仕上がります。
大切なのは「盛る」ことではなく、「実物の魅力を自然に引き出す」こと。
これができれば、クリック率も成約率も確実に上がるはずです。
次回は、さらに応用編として「小物アイテムを使った演出」や「売れる写真の枚数と順番」をテーマに紹介していく予定です。
あなたの出品ページをさらに魅力的にするヒントになるので、ぜひチェックしてください!
今回はここで終わりにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
このブログでは「ChatGPT×副業」をテーマに、AIをフル活用したリアルな副業チャレンジを発信しています🎶
むずかしい話はナシで、「ちょっとやってみたいかも」と思えるような内容を目指しています😁
私は現在、ChatGPTを使ってTシャツのデザインを作って販売したり、
LINEスタンプのキャラ制作に挑戦したりしています👍
デザインの知識ゼロでも、AIの画像生成機能を使えばかなりいい感じになりますよ!
ブログの内容やSEO対策も、ぜんぶChatGPTに相談しながら書いています。
アイデアが出ないときも、相棒みたいに助けてくれます🎶
さらに、楽天ルームのレビュー文章もChatGPTと一緒に考えたり、
X(旧Twitter)の投稿や運用方法も提案してもらったりと、あらゆる場面でAIに頼っています。😅
「AIって便利そうだけど、自分にも使えるのかな?」
と思っている人には、ぜひ読んでほしいです。
このブログは、AI初心者でも副業が始められるように、
体験ベースでわかりやすく書いています。
私の成功も失敗もまるごとシェアしていくので、よかったら気軽に読んでいってくださいね。
Xでも日々の活動をゆるっと更新しているので、ぜひのぞいてみてください!
明日のあなたがより豊かになりますように😌
それでは、おやすみなさい😴
